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触覚若手の会 第12回集会 EuroHaptics2020勉強会@オンライン会議

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  Updates ・2020年12月23日(水):事後報告公開 ・ 2020年11月20日(金):プログラム公開 ・2020年10月15日(木):ウェブページ公開 事後報告 2020年12月15日(火),オンライン会議(Zoomを使用)にて15名の若手触覚研究者が集まり,EuroHaptics2020勉強会を実施しました.本勉強会は下記の「EuroHaptics2020勉強会とは」にあるように,国際学会に採択されるような研究テーマ立案や論文の書き方習得のために,参加者がEuroHaptics2020の論文紹介や査読者として論文を評価するプロセスを体験しました. 自己紹介&論文紹介 まず,参加者に事前に割り振られた論文の紹介と,自己紹介を行いました. 発表は,自己紹介1分,論文紹介5分,質疑3分,入れ替え1分の10分構成としました.質疑は前回から引き続き,GoogleDocに各自記入し,座長が代読する方式で進めました. 論文カテゴリ分け 論文紹介の後には,各自紹介した論文のキーワードを羅列していき,座長の前田さん主導で各論文をカテゴリ分けしていきました(下図).議論の結果,カテゴリを大きく「Perception」と「Device」に分けました.   疑似査読者会議 参加者を紹介論文に従い「Perception」と「Device」にグループ分けし,ブレークアウトルームにて各グループ内のベストペーパーを決定する擬似査読者会議を実施しました.疑似査読者会議では,論文の評価ポイントとして,VR学会論文誌で採用されている,「新規性」「再現性」「妥当性・有用性」の3項目について各論文で議論しました.筆者が参加した「Device」グループでは,まずは発表者が3項目を5点満点で採点し,採点後に全員で採点の妥当性を議論しました.採点後,2本の論文が得点で並びましたが,カテゴリが「Device」であったため,「3項目の中でも新規性が高い方が良いのでは」という意見があり,それを採用する形で,グループ内のベストペーパーを選出しました. 結果発表 疑似査読者会議の結果は以下のようになりました. 「Device」グループ 論文名:A Parallel Elastic Haptic Thimble for Wide Bandwidth Cutaneous Feedback fingertip 紹