触覚若手の会 第18回集会 World Haptics Conference (WHC) 2023勉強会@オンライン会議
Updates
・2023年9月18日(月):webページ公開 ・2023年10月12日(木):申込期限延長
・2023年11月7日(火):プログラム更新
・2023年11月12日(日): 事後報告およびベストプレゼンテーション賞報告
World Haptics 2023勉強会とは
IEEE World Haptics Conference (WHC) 2023で発表された論文を勉強するための会です.5分間の論文紹介を参加者全員で行い、WHC 2023で発表された論文内容を広範囲に渡って勉強します.また,疑似査読者会議と呼ばれるセッションで,自分たちでそれらの論文を評価し,どのような基準で論文を採択しているのかを考えます.これらのプロセスを通じて,国際会議で採択されるようなテーマ立案や論文の書き方を勉強します.具体的には以下の内容を考えています.
発表者は5分で自分が読んだ論文を紹介
発表された論文全体をカテゴリ分けすることでトレンドを把握
カテゴリ分けした論文に点数を付けてレビューを行い,査読者心理を学ぶ
触覚以外の研究分野の方からの参加も歓迎します!
*オンラインで開催いたします.
開催概要
2023年11月10日(金)13:00-(12:30から受付開始) 会場: Zoomによるオンライン会議(会場のURLは後日発表)
参加方法
下記Google formより,参加登録してください(締切:2023年10月1017日(火)23:59)延長しました.
参加登録フォーム
※基本的に上記の時間全部に参加できる方のみ参加をお願いします.どうしても難しい場合は参加フォームの連絡欄にその旨を記載してください.
飛び入りでの参加希望の場合は,お問い合わせフォームでご連絡ください(ご返信にお時間をいただく場合がございますがご了承ください).
触覚若手の会 ベストプレゼンテーション賞
事後報告
恒例の触覚国際会議の勉強会シリーズです。幹事団の引き継ぎもありながら、テンポよく勉強会を進めることができました。また、疑似査読者会議では、触知覚、触覚レンダリング、触覚提示デバイスの3種類のカテゴリ毎に評価指標を決め、深い議論をすることができました。参加者全員が担当した論文を読み込み内容をわかりやすく発表していたことが印象的でした。質疑応答において、論文を深く読み込んだことが窺えました。今後も継続的に勉強会を企画していきたいと思います。
懇親会もオンラインながら10名程度の参加があり、非常に盛り上がりました。交流を深める良い機会になったと思います。(豊田中央研究所 前田智祐)
事前準備
IEEE World Haptics Conference 2023の論文1本の内容をスライドにまとめて頂きます.
論文は各発表者につきTechnical PaperまたはToH Short Paper 1本を考えています.
論文は各自で取得をお願いしております.諸事情により取得困難な方はお問い合わせからご連絡をお願いいたします.
スライド中の文字・画像の量に制約は設けません.自由に作ってください.
スライドの例
1ページ目:タイトル,氏名,所属
2ページ目:Full Paper(Technical paper or ToH Short Paper)の研究背景,目的,コントリビューション
3ページ目:Full Paperの実験方法
4ページ目:Full Paperの実験結果
発表テンプレート(※テンプレート通りではなくても構いません.)
発表方法(目安)
自己紹介:1分
研究発表:7分
質疑 :3分(Google Docsに記載し,座長が代読)
入れ替え:1分
その他
気軽に発表準備して頂ければと思います.
発表したい論文がある場合には参加登録時にお伝え頂ければ対応します.
プログラム
- 13:00-13:10 開会の言葉(森崎)
- 13:10-14:10 セッション①触知覚(座長:中村) (12分×5名=60分)
- 小嶋さん: The Tactile Distance Aftereffect Transfers to Roughness Perception
- Kimさん: Impact of Arm Dominance and Location on Detecting Electrotactile Stimuli during Voluntary Motor Activation in Older Adults
- 海老名さん: Mirror-Brush Illusion: Creating phantom tactile percepts on intact limbs
- 田辺さん: The Impact of Stiffness in Bimanual Versus Dyadic Interactions Requiring Force Exchange
- 前田さん: Cognitive and Physical Activities Impair Perception of Smartphone Vibrations
- 14:10-14:20 休憩(10分)
- 14:20-15:08 セッション②触覚レンダリング(座長:田辺) (12分×5名=60分)
- 佐久間さん: Transparent, High-Force, and High-Stiffness Control of Haptic Actuators with Backlash
- 江口さん: Haptic Rendering of Dynamic Hand Interaction for an Impedance-Controlled Glove
- 谷地さん: A Fundamental Limitation of Passive Spring Rendering with Series Elastic Actuation
- 宇治土公さん: Wearable High-resolution Haptic Display Using Suction Stimuli to Represent Cutaneous Contact Information on Finger Pad
- 隅田さん:Realism of Visual, Auditory, and Haptic Cues in Phenomenal Causality
- 15:20-15:30 休憩(22分)
- 15:30-16:18 セッション③触覚提示デバイス(座長:宇治土公) (12分×4名=48分)
- 細井さん: Rendering Dynamic Source Motion in Surface Haptics via Wave Focusing
- 梶浦さん: Investigating the Haptic Perception of Directional Information Within a Handle
- 高見さん: Can we effectively combine tangibles and ultrasound mid-air haptics? A study of acoustically transparent surfaces
- 中村さん: Ultraloop: Active lateral force feedback using resonant traveling waves
- 16:18-16:40 休憩・ベストプレゼンテーション賞投票
- 16:40-17:40 疑似査読者会議(座長:前田)(60分)
- セッション①ファシリテーター候補:小嶋さん
- セッション②ファシリテーター候補:佐久間さん
- セッション③ファシリテーター候補:細井さん
- 17:40-17:55 疑似査読者会議の結果報告(座長:亀岡)(5分×3)
- セッション①ファシリテーター候補:小嶋さん
- セッション②ファシリテーター候補:佐久間さん
- セッション③ファシリテーター候補:細井さん
- 17:55-18:00 表彰式・開会の言葉(亀岡)
- 19:00-20:30 懇親会
懇親会
時間:19:00~
会場:オンライン飲み会(Zoom)
オーガナイザ
宇治土公雄介 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所) 亀岡嵩幸 (筑波大学) 田辺健(産業技術総合研究所) 中村拓人(東京工業大学) 前田智祐(豊田中央研究所) 森崎汰雄 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
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